元夫とは離婚したが、相手と離れて暮らすうちに、自分や子供にとって大事な存在であると気がついた。できれば、もう一度復縁してやり直したい…
昔と比べ、今は離婚が珍しくない時代となり、年間多くの夫婦が別れているので、このような考えを持つ方も一定数おられるでしょう。
でも、元夫と復縁するには一体どうすればいいかわからないし、離婚した相手と復縁なんて無理? などの多くの不安があるか思います。
ここでは離婚した元夫と復縁するには何をすべきなのかについて取り上げます。離婚したお相手なので通常の復縁とは少し違いがあります。その点についてと復縁の本質などについてお伝えしますね。
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世の女性が元夫と復縁したいと考えるきっかけ
「離婚した元夫と復縁したいけど、私と同じような考えを持っている人はいるの?」 「そうであれば、どのような理由で復縁したいの?」と気になる方もなかにはおられるでしょうから、まずはそれをお伝えします
- もっとも多いのは子どものため
- 離婚した夫と復縁したい理由で特に多いのは子どものためです。
子どもの人格形成、金銭的、教育的な面で「この子には父親が必要である」と身に沁みて知った。そのとき復縁を考えることが多いようです。
たとえ夫婦が離婚しても子どもの親であることは、この先もずっと変わりはありませんよね。子どもの健全な成長には、やはり両親の元で育てられるのが一番です。
その他の離婚を考えるきっかけ
他の理由だと、婚姻中の生活で後悔が強く残っているケースもあります。
「夫の気持ちをもう少し考えてあげればよかった…」
「あのとき、私がもっと妥協すればうまくいったのに…」
特に、姑との不仲が原因で離婚したなど、夫婦の間以外の問題で離婚に至ったときです。または夫婦喧嘩などをして、一時の感情に任せて離婚した場合は後悔が強く残るようです。
問題ある元夫との復縁は考えてはいけない
元夫と離婚した理由が次のような内容であれば、復縁するなんて当然ながら考えてはいけません。
- DVが定期的にあった
- モラハラがひどい
- ギャンブルなどで借金まみれ
- 子どもを虐待する
もし、これらの理由で離婚したのにもかかわらず、復縁を考えているなら絶対にやめておくべきです。復縁しても不幸になる可能性は極めて高いですよ。
元夫の良い面だけを思い返さない
上記の理由の他にも、元夫が次のような人物なら復縁を考えてはいけません。
- 社会性がない
- 酒におぼれる
- 人を信じない
- 強度のマザコン
- ウソが多い
- 何度も浮気をされている
離婚した元夫との復縁を考える方は、多少なりとも相手に依存している状態となっています。そのため、元夫の良いところだけが記憶に残っていて、悪いところは忘却していることも多いのです。
元夫にこのような面がなかったかを思い返してみましょう。もしあったなら、仮に復縁できても、再び離婚する可能性は高いと言わざるを得ません。
※ 復縁を考えるか否かの基準の詳細は「【元彼を忘れられない】振られたけど復縁を目指すか忘れるべきかの判断基準」で取り上げています。
元夫との復縁の可能性が高い場合
次のような理由で離婚をした場合などは、復縁ができる可能性は相対的に高いといえます。
個別に内容をお伝えします。
勢いで離婚した
些細な喧嘩なのに、怒りのあまり勢いで離婚するケースがあります。
喧嘩していたときは、ひどく傷ついたため「こんな夫とは離婚するしかない!」と考えてしまうのです。しかし離婚後しばらく経つと「離婚までしなきゃいけないことだった?」と疑問に思う場合もあります。
このように勢いで離婚したが、後で冷静に自分を見つめ直すことができた場合は、復縁の可能性が高くなるといえます。
離婚を少しためらった
離婚を決断したが少しためらいもあった。それが離婚後に、後悔や心寂しさとなって生じてくる場合が多いです。
加えて元夫の方も離婚をすることにためらいつつも、仕方なく離婚を合意したのなら復縁への進展は早いでしょう。
性格の不一致で離婚した
性格の不一致が原因で離婚した場合は、お互い相手への嫌悪感や拒否感をあまり抱いていない傾向にあります。ですので、復縁に段階をしっかり踏むことができればチャンスはあるでしょう。
1度だけの浮気が原因で離婚した
男性は離婚を覚悟で浮気をすることは基本的にありません。大方は酒に酔った勢いでとか、一時的な過ちで浮気をするのです。
浮気された側は、一度であろうが裏切りがどうしても許せずに離婚を実行。しかし後々になって「浮気されたのも、私が夫のことをおざなりにしていたのも原因だ」などと反省し、後悔する場合もあります。
元夫の方も「自分が浮気したことで離婚になり、家族を失った」と強く後悔している場合が多いです。
ですので、復縁しやすい傾向にあります。お伝えしたとおり、離婚までに何度も浮気をされているなら、復縁は考えるべきではありませんよ。
定期的にコンタクトがある
離婚後、子どもの保育園・学校行事には一緒に見学をしている。または直接会うことはなくても、電話やLINEなどで子どもの教育方針などについて話し合っている…など
ふたりが定期的にコンタクトを取っているなら、それだけ元夫と信頼関係が築けている証拠といます。復縁への難易度は低めです。
復縁するタイミングを見計らうこと
離婚して間もないのに「夫との復縁を目指します」では、「なぜ離婚したの?」と反感を買います。
結婚と離婚は夫婦ふたりだけの問題で済む話ではありません。子どもがいる家庭であれば子ども、そして夫婦の両親や親族、友達や職場の人間などが関わります。
多くの人に祝福され、結ばれたというのに離婚となったのですから、それをまた覆して復縁を目指す…といえば、かなりビックリされますし、なかには嫌悪感を抱く人が出てくるでしょう。
子どもの気持ちなどを配慮すること
また元夫婦に子どもがいる場合には、学校などの環境や子どもの気持ちを最大限に配慮すべきです。
両親の離婚と復縁により、子どもの環境に急激な変化を与えることは、子どもの健やかな成長を害する懸念があるからです。
離婚からそれなりの期間が経ってから、またはタイミングを見計らって復縁する方が望ましいです。
離婚から復縁を目指す場合の冷却期間
先ほどまわりの人間のことを考えれば、離婚後すぐに復縁を目指すことは基本的にNGだとお伝えしました。
復縁するためには、それなりの期間を置かなければならない理由はまだ他にもあります。今からお伝えする理由も重要です。
復縁を目指す相手は離婚をした元夫です。いくら昔と比べ離婚のハードルが下がったとはいえ、離婚に至るまでに相当に負担を強いられ、積み重ねてきたと考えられます。
ですから、元夫は元妻に対し程度の差はありますが、嫌悪感や拒否感を当然ながら持っています。この嫌悪感などをある程度は取り除かないと元夫との復縁は進展しません。
元夫が元妻に抱く嫌悪感などを取り除くための有効な方法は「冷却期間」を置くことです。
冷却期間とは、基本的には元夫との接触を控える期間のことですが、必要となる期間は今の元夫との関係によって変わってきます。
個別に必要な期間などについてお伝えします。
完全に嫌われている状態
元夫から完全に嫌われている状態ならば、冷却期間中は元夫との接触の一切を絶つ必要があります。元夫が元妻と接触しない期間を経ることで、時間と共に少しずつ嫌悪感などが薄れるからです
元夫の元妻に対する負の感情が薄らいではじめて、元夫と積極的に接触することが可能となります。
どれくらいの冷却期間が必要なのかはケースバイケースです。しかしもっとも短くても離婚から「2年以上」は置く必要はありますよ。
連絡を取り合っていない状態
元夫に嫌われていないが、特に連絡を取り合っていない場合は、離婚から「1年前後」を目安に冷却期間を置きましょう。
性格の不一致で離婚した場合や、こちらから離婚を求めた場合は、元夫と音信不通になっている状態が多いです。
連絡を取り合っている状態
離婚から復縁を目指す場合は、通常の復縁と比べて事情が違います。
元夫と子どもを定期的に会わせているなら、それに関する連絡を取りあう。または元夫と子どもを会わす日にこちらも同行しているなら、その際に元夫に会う場合もあるでしょう。
元夫と子どもを会わせていなくても、子どものことで何らかの連絡を取り合う場合もあるはずです。その点が通常の復縁とは違うところです。
既に連絡を取りあっている場合に注意すべきは、冷却期間だからといって一切の連絡を絶つのはNGである点です。
子どもに関する事項はしっかり連絡を取りあう
元夫との連絡を絶つために、夫と子どもを会わせなくさせる、または子どもの状況を知らせない。
このように一方的に元夫と子どもの交流する機会を奪えば、当然に元夫は元妻に激しい怒りを覚えます。当然ながら復縁なんて到底できません。
ですので、子どもに関する連絡はこれまで通り続けるようにしましょう。
元夫と既に接触がある場合の冷却期間
子どものことは関係なく元夫と会っている。または連絡を取りあっている場合も、冷却期間だからといって連絡を絶つ必要はありません。
せっかく会えたり、連絡を取りあったりする関係性があるのに、冷却期間だからといって急に接触を絶った。 一方的に関係性を切ったことで後に気まずさが生じたり、冷却期間後に元夫に連絡しても無視されたりするのです。
元夫と関係性がある場合の冷却期間でもっとも大事なのは、こちらの復縁したい気持ちや未練が伝わらないことです。これらがきちんと守れば、会ったり連絡をとったりするのは問題ありません。
離婚しても連絡を取りあえるのは良い関係ですので、ここは履き違えないようにしてください。
冷却期間を解くタイミング
次に元夫と会っている場合など、元夫婦に接触がある状態における必要な冷却期間は以下のとおりです。
元夫と最低限の連絡は取りあうが、こちらからは元夫に対して積極的な連絡などは控えましょう。この期間を終えれば、積極的に元夫にアプローチをかける流れとなります。
冷却期間を解くタイミングは、元夫からこちらに対して積極的な連絡し始める頃です。積極的な連絡とは、元彼が子ども以外に関することで連絡をしてきた場合などです。
つまり元夫が元妻に対して、好意を見せ始めるときまでが冷却期間なのです。
元夫がこちら対する好意が見えない間は、復縁の意思や未練を悟られてはいけません。
離婚の原因を見つけて改善させること
離婚した元夫の復縁を目指す場合、もっとも重要なポイントとなるのが「離婚になった原因とその改善」です。
結婚していないカップルが別れる場合、男性は彼女にウソの別れたい理由を告げます。一方、離婚の場合は夫から告げられる離婚したい理由は本当でしょう。
夫婦ですので、離婚したい理由を本音で伝えると妻が傷つくかも…という配慮は基本的にはないからです。
とはいえ、元夫から告げられた離婚したい理由を改善させても復縁はできません。元夫が告げた離婚したい理由は表面的な一部分でしかないからです。
離婚は婚姻中の様々なことが積み重なった結果
離婚する夫婦が多くなった現在とはいえ、離婚するときは色々な葛藤し、悩みぬいて決断するのが普通です。恋人同士が別れるときとは深刻度が明らかに違います。
離婚するまでに夫が妻に対して嫌だと感じるところが多くあり、それらの点の改善を促したが妻は聞き入れなかった。何ひとつ改善しようとしない妻に愛想が尽き、離婚という究極の選択を選んだのです。
離婚した相手と再婚することは並大抵なことではなく、強い意思が必要です。よって元夫に告げられた理由の部分だけを改善させても、到底ながら元妻との復縁は考えられません。
元夫がこちらに対して、嫌だと感じている多くの部分を改善させて初めて、復縁を考えるようになります。
こちらから離婚を求めたとしても
以上のことは、こちらから離婚を求めた場合も同様です。こちらから離婚を求めたからといって、婚姻中のあなたがすべて正しかったとはなりません。
元夫の方もこちらに対して、嫌と感じていた部分は多かれ少なかれあります。その点を改善させないと、相手は復縁したいという気持ちが起こらないでしょう。
元夫とすれば、元妻から捨てられたという気持ちがどこかにあります。ですので、元夫がこちらに対して嫌だと思っている部分を探し出してそれを改善し、反省や後悔している姿を見せないといけません。
自分の悪い部分を改善せずに復縁を求めても…
離婚原因の改善も何もせずに復縁を求めても、元夫は次のように感じるでしょう。
「離婚について元妻は、自分が悪いところは何ひとつなかったと思っているんだな…」
「復縁してもまた一方的に離婚されるかも…」
このような理由から、こちらが離婚を求めた場合でも、婚姻中の自身の反省すべき点を探し出し、改善させる必要があります。
離婚に繋がった原因を見つける方法
元夫が元妻に対して嫌だと思っている部分、つまり離婚に繋がったあらゆる原因の見つけ方についてお伝えします。
頭のなかで表面的に探ってみても深く追及できなかったり、的外れになったりすることが多いので止めましょう。
あなたは元夫との婚姻中にたくさんの時間を一緒に過ごしました。元夫の言動や反応などの情報をたくさん知っています。このような記憶から元夫についての情報をたくさん引き出す必要があります。
例えば、次のような場面を思い返してみてください。
- 夫婦喧嘩した原因
- 元夫がこちらに指摘したこと
- 元夫が気分を害した出来事
このように婚姻中で、元夫の反応などが悪かったときのことを些細な場面を含め、記憶から呼び起こしましょう。そしてそれらすべてをノートなどに書き出してください。
ノートに書かれたことは、元夫が元妻に悩まされ苦しまされた、いわば離婚となった元凶です。すべての原因は自身にあると考え改善が必要となります。
ノートに書き出した内容の改善だけでは足らない
加えて、ノートに書き出された内容について深く考える必要があります。
例えば、婚姻中に元夫から「部屋がいつも汚い」と何度も指摘されたことがある、としましょう。それを元妻が改善しなかったことで、元夫は次のように思っています。
「部屋を片付けないことを何度も注意したにも関わらず改善できないのは、元妻は俺のいうことを真剣に聞いてなかったのだな」
「俺は妻に指摘されたことは改善してきたが妻はしなかった。つまり自分のことだけを優先しているんだな」…など
つまり、単に部屋をキレイにするだけでは足りません。
離婚原因の深く掘ることが必要
こちらが改善すべきなのは、元夫の指摘などに対して真剣に向き合うこと。および元夫をきちんと尊重し思いやることも必要なのです。
このようにノートに書かれた内容だけではなく、そのもっと奥のことまで考え、それを改善する必要があります。
以上のように、離婚の原因を見つける際は、自分としっかりと向き合い、深く考えることが大切です。非常に難しいことですが、しっかりと取り組みましょう。
元夫との復縁を成功させるための+α
復縁するには、元夫があなたのことを嫌だと思っている部分を改善し、その姿を見せるだけでは不十分です。離婚した相手とよりを戻そうと決意させるのは、そう簡単ではないからです。
単に離婚となった原因を改善した姿を見せても 「離婚前に改善してほしかった」「今さら手遅れだ」などと思われる可能性があります。
ですから改善した姿を見せる「+α」の要素が必要となります。
+αとは「元夫を喜ばせる・楽しませること」です。
元夫の心の満足度を高めることを考え行動すれば、元夫の気持ちをこちらに向けられます。
- 元夫の喜ばし方の例
- 元夫を喜ばせる・楽しませることのひとつの具体例としては、料理教室に通い、婚姻中よりも腕が上がった料理をごちそうする。
元夫が興味のあるものをプレゼントするといったこと。
とにかく元夫に喜んで・楽しんでもらいたい、という事をより多く行うことにより、関係を修復させるきっかけとなります。また婚姻中にはなかった、あなたの新たな一面を作る「自分磨き」に取り組むのも効果的です。
間違いなくいえることは、離婚の原因となった部分をただ改善すればいいわけではないので、その点は頑張りが必要です。
※ 自分磨きの詳細は「復縁の成功率が大きくUPする自分磨きの重要ポイント!【結果にコミット】」で取り上げています。
離婚した元夫との復縁方法のまとめ
離婚した元夫と復縁するための方法やポイントをお伝えしました。
冷却期間については、通常の復縁とは違う点があるところに注意が必要です。また離婚の原因となったところの改善は必須となります。
加えて、元夫を喜ばす&楽しませること、および自分磨きをして婚姻中とは違ったあなたの一面を見せるのがポイントです。
以上の内容をしっかり取り組めば、元夫との復縁は実現できますよ。
それでは最後まで見ていただきましてありがとうございました。さくらがお伝えしました。(私も復縁経験者です。復縁した経緯などのプロフィールはこちらから)
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